院内セミナー
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こんにちは。
高田馬場リボンの歯科医師 木村です。
先日、Penn Endodontic Global Symposium in Japan 2016に参加いたしました。
歯内療法というのは、歯の中に細菌が感染してしまった際に行ういわゆる根の治療のことです。(よく「神経を抜く」などと言われる事が多いです。)
根の中の形は歯によって千差万別で、治療の治癒率は、初発で80~90%、再発だと40~60%と、とても難しい治療です。患者様にとっては、変化のわかりにくい治療ですし、治療後に痛みが強くなることもあるし、症状がとれてしまえば、「早く終わらないかなー?」といった感じだと思うのですが、放置してしまうと歯を抜かなければならなくなることもしばしば・・・。なるべく早期に治療を終えられるように、我々も頑張りますので、最後のかぶせ物をするところまで、一緒に頑張りましょう!
また、今回のテーマは「インプラント時代の歯内療法」ということでしたが、残すべきか、抜くべきかの判断は歯内療法だけではなく、残っている歯の厚みや骨の状態、かみ合わせ、個人の価値観(何年使えれば満足かなど)を総合的に判断する必要性があります。
治療中のお悩みや治療が終わってから違和感が残る歯の診査など、気になることがあればいつでもおっしゃってくださいね!!